金時日記

日々の感動を書き綴る

uber Eatu配達員いざ参る!!④              ~それでも配達やりますか!?~

目次




最近配達員が増えた理由

uber Eatsが日本に上陸して数年、良くも悪くも認知度は上がっている。

だがまだ日本全国に浸透したわけではなく、都心部を中心に今もなお拡大中といったところだろう。

このuberEatsのシステムが機能するには一定の人口密度が必要で、

まず注文を受ける店舗数に注文する顧客数、そして配達するドライバー、

この三つが揃わないとうまく機能しないので

必然的に都心部からになるのはしかたない。

 

 都心部ではuberEatsをはじめとしたデリバリーサービスが複数ある、

こんなにもデリバリーサービスが当たったのは、

時代背景やニーズが噛み合ったのだと考えられるが さらに追い風になったのは

間違いなくコロナ禍だろう。

 

感染拡大防止のもと、外出の自粛、店舗は営業自粛、

緊急事態宣言が解除されてもソーシャルディスタンスと言われ、

店舗は以前のようにお客を呼べず、

人々も以前のようにみんなで食事といったことができなくなった。

 

そうなれば店舗としては、店に呼べないならお届けしますとなるし、

お客としても店に行けないなら届けて欲しいとなる。

 

デリバリーの出番だ。

 

図らずもコロナの影響で職を失った人、

就業時間短縮により収入が減ってしまった人、たくさんいます。

 何か新たに仕事をみつけようにも世の中全体がコロナ禍…

そんな時、

・資格いりません 

・年齢性別問いません 

・履歴書いりません 

・面接ありません

・あなたの好きな時間に働けます

 

そんな都合のいい仕事… 

それがデリバリーサービスだった。

なるべくして店舗、顧客、配達員のニーズが見事に出来上がっていった。

  

もう都心部ではあのuberEatsの大きなバックを背負った配達員を見ない日などない、

何なら視界に2~3台いることも珍しくないほどだ。

 

これだけいれば目立つし問題もおきる。

 

 

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 なぜuber Eatsは危ないのか? 

 人も車も多い都心部で、大きなバックを背負って 自転車または単車で走り回るわけだから、目障りなこともあろうかと思います。 

「なに自分だけ忙しいみたいな顔して走ってんの?」 そう見えるかもしれません。

 

実際ニュースやSNSでは、uberEatu配達員による信号無視や脇見運転などの危険運転、マナーの悪さが取りざたされています。

中には自転車で高速道路を走行や

車や人に接触して”当て逃げ″する者まで。

これら一部の悪質なドライバーのために配達員が皆悪だと思われるのは

残念でなりません。

 

なぜあの大きなバック(看板)背負ってるのに逃げる思考ができるのか理解不能です。格好のネタになるだけでしょう? 

結果自分の首絞めることになるんだから、誰も得しません。

 

配達の時は、アプリの地図(ナビ)を見て目的地にむかうのですが

配達員でなくても、歩きスマホや運転しながらスマホ、危ない人はたくさんいます。

その不特定多数の人は

(あの人あぶないなぁ)と思ってもすぐに忘れてしまうのに、

もしその人がuberEatsと名前の書いた大きなバックを背負っていたらどうでしょう?

 

「やっぱりuberEatsかよ!」

「またuberEatsか!」

「いい加減にしろよuberEats!」

 

簡単にインプットされてしまいます。

決して配達員の肩を持つわけではありませんが、ちゃんとしている人もいます。

「あいつはuberEatsだ」と一括りにされ、「危ないのはuberEats」

もしそう思われることがあるのであれば残念なことだし、

それを払拭するためにも配達員各自が自覚ある行動を、そう まずは自分から。 





配達で○○円稼げました!動画どうなの?

 

僕もこの配達の仕事を始めてからuberEats関連の動画や記事をよく見るのですが

もちろん参考にさせていただくありがたい動画や記事はたくさんあります、

ただユーチューバーと言われる方は見られてナンボなので、いかに興味をひこうというのはわかりますが 「uberEatsで月40万かせぎました!」とか

「時給換算で3千円いきました!」

「1日で2万円かせげます!」

 

こういうのはやめてほしいです。

事実であることは認めますし、頑張っていると思いますが、煽らないでほしいです。

そりゃ、自分のやる気次第でいくらでも働いていい仕事です、

朝9時から夜12時まで一日も休まずひと月やれば相当稼げるとおもいますが

僕にはできませんし、それを望んでもいません。

 

副業でやるとか、隙間時間に半日だけとか、休日だけとか…

そんな人は時給換算で2千円とか3千円とかはなりません、ならないシステムになってます。

さらに僕は関西なので、東京に比べると1件あたりの配達単価が70円ほど低いです。

 

それに「uberEatsでこんなに稼ぎましたー!」って動画を

一般の人が見てどう感じるだろうか?

 

「uberEatsで宅配頼んだらすごく待たされたうえに、商品冷めていた」

「届いた商品こぼれていて最悪」

こんな思いをした人がこの動画見たら「あんな仕事でそんな儲けてるのか!」

と、また不快になりはしないだろうか?

 

街でスピード出して走り去る配達員を目撃した人がこの動画を見て

「安全より金かよ」 とか思い、印象を悪くするのではないかと心配するのは考え過ぎだろうか?

 

また、未経験者が「配達するだけでこんなに儲かるのか!?」と勘違いしないためにも

たくさん儲けてます自慢は控えて欲しいし

どうしてもこの手の動画をつくるのであれば

 

「uberEats配達で○○円稼ぎましたーーーイェイ!!」 ではなく、

 

「uberEats配達で○○円稼ぐには、もがき苦しんで、

身を粉にして他の人の○○倍の労働をこなさないとダメです」

 

にしてはどうだろうか。

 

 

 

簡単なまとめ

uberEatsの配達は普通に労働です。

 

 ひとりでできますが、それなりに体力使いますし、神経も使います。

ただこれまでにはないインターネットを駆使した特殊な労働システムなので、

その働き方を好む人には魅力的な仕事だと思います。

 

敷居も低く誰でも始めやすいですし、自分の都合で仕事量を加減できるので

色々な働き方が可能です。

少し偏った例えをするなら、健康のために運動をしたいが

ジムでエアロバイクに乗って料金を払うなら、

配達で自転車こいでお金を貰おうという方もいるようです。

 

会社や組織に縛られない自由さゆえに やはり個人事業主となってしまいます。

全ての責任を自分で負わなければなりません。 

これまで会社勤めで、会社が給料から天引きしてくれていた税金や年金、

健康保険なども自分で管理する必要が出てきます。

 

確定申告が必須になり、怠ると脱税となり後々面倒なことになるので、

ずっと会社勤めだった人にはそういう手間が出てくるかとは思います。

 

 

 

 

 これから益々、街の風景に溶け込んできそうなデリバリーサービス。

カジュアルさばかりが印象的に思われがちですが、メリット、デメリットあります。

 もし、やってみようかなと考えているなら その点を踏まえて、

労働システムを理解した上で自分に向いているのかを判断してから

始めてみるのがいいのではないでしょうか。

 

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